奥吉野 ディアマンテ 四段|極寒の限界グレード

外岩

2025年2月22日。

お初の奥吉野へ。

お目当ては看板課題「ディアマンテ 四段-」 あるクライマーが何日も通って登ったという激アツ動画を拝見してずっと気になっていた課題。

到着してびっくり、想像以上に岩天国!!登ろうと思えば無限に課題が作れそうな一級品の岩ばかりだし規模もやばい笑

人とクラッシュパッドが小さく見える。

ディアマンテは周囲を見渡しても一際大きく、どっしり鎮座する黒い大岩はすごい迫力。

・・・

初手から触っていくと割と素直にバラせたが、核心部にグレードの全てが詰まっている系の課題ぽい雰囲気を察した。

核心以外は初段、甘く見積もっても初二段程度のグレード感。

核心はデッドによる右手止めと

デッドの次の左手アンダー取りまでの一連の流れといった感じ。

核心の強度は。。そこそこ高め。悪いというかムズイ?最低限の保持力があれば持てるホールドだがポジションやホールディングの向きが悪いと核心の数ムーヴが安定してこなせない感じで体幹がヨレる。

つまるところコツ系だ!強傾斜の見た目的にパワー系を想像していたのでギャップだなぁ。

とか考えつつバラしてたら雪が降ってきてオマケに気温がめちゃくちゃ下がってきた、多分2℃くらい。えぐい

結局丸一日打ってリップ付近まで通せるようになるも勝利の女神は微笑まず、、めちゃ悔しがりながら片付けして撤収。

日程的に一日だけなのでまた来ないと、、

、、と思っていたんだけど、翌日行こうと思ってた徳島西がまさかの悪天候でタナボタday2をゲット!

2025年2月23日。

昨日と違ってポカポカ陽気。

二日目は核心のデッドは完全に体得したのでその後のヒールを練習。肩への入力で体全体を右に寄せるとヒールが効いてくることを理解。

打ちすぎないように長めに休憩を取りつつトライ。

ここで登れなかったら次挑戦出来るのはいつになるやら、、遠征中の本気トライってめっちゃ緊張する。

気合い入れた昼下がりのトライで核心のデッドを捉えヒールも残ったままアンダーを保持、昨日練習しまくった動きを繋いでマントルへ突入!

予想外の悴みとヨレで感覚も無いが背中のぬくもりでどうにか復活させ、、

登れたーーーーー!!!!!

今日は勝利の女神が微笑んでくれた。遠征で四段は激アツ!素直に嬉しすぎた笑

思えば初日にヨレきった後もバラし続けたのが勝因だったかなぁ、二日目貰えたのもたまたまだし。

降ってきたチャンスをモノにできる機会って実際なかなかないから今回は上手く通せて良かった!

美しいダイヤモンドの大岩を制覇出来てホクホクの遠征だった。

ディアマンテ 完

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