初めてのクライミングシューズはエントリーモデルで十分という話[初心者向け]

climbing-shoes コラム

多くのサイトでは「最初から良いシューズを使った方が早く上手くなれる」様な説明をされています。

・・本当にそうでしょうか?

私はそうは思いません、私自身の一足目もエントリーシューズに位置する「スカルパ オリジン」というシューズでした。

半年間はその靴で登り込み、ある程度要領が分かったところで二足目としてハイエンドモデルと呼ばれるシューズを購入しました。

今回の記事では

✔︎ 初めてのクライミングシューズはエントリーモデルで充分な理由

について実体験も交え説明します。

筆者のクライミング歴は4年目・最高グレード三段です

初めてのクライミングシューズは安いので充分な理由

  1. シューズ性能と始めたての成長速度は関係ない
  2. 初心者はシューズ性能の違いが分からない
  3. 月パスと合わせると初期投資3万越え・・高くない?
  4. クライミングが趣味として続くか分からない

それぞれ詳しく解説していきます。

1. シューズ性能と始めたての成長速度は関係ない

「初心者がハイエンドモデルのシューズを履いたらエントリーモデルの人と比べて成長が早くなりスタートダッシュが切れるか?」

答えは”No”です

✔︎ 本人の成長

という点において、最初の半年くらいはシューズ性能は関係ないと言えます。

理由は単純で以下の通り

  • 初心者はシューズ性能の違いが分からない
  • シューズに頼るような課題を登らない

正直、最初からエントリーシューズとハイエンドモデルの違いなんて分かりません。

フィット感が違うな?くらいはあると思いますが、シューズによって粒が踏めるとか踏めないとかその違いが分かってくるのって半年くらいは登り込んだ後だと思います、私もそうでした。

そもそも粒みたいなホールドに乗ったり強傾斜にトライしていくのはそれなりに登れる様になってからなので「ダウントゥ」とか「ターンイン」とか、ハイエンドモデルに備わった機能はまだ必要ないです。

2. 上級者向けのシューズは足に負担が掛かるものが多い

詳細は割愛しますが、上級者向けのハイエンドモデルで多いのが

✔︎ 「ダウントゥ + ターンインあり」の組み合わせ

  • つま先が鷹の爪の様に曲がっており足を残しやすい
  • 靴が足の内側向きに湾曲に曲がっており親指に力を集中させやすい
  • 普段履く靴と全く異なる形状

このような特徴があり、傾斜壁を登るのに強みを持つシューズです。

普段絶対履かない形をしているので、窮屈さや痛みを感じやすいです。

逆にエントリーシューズやレンタルシューズに多いのが

✔︎ 「フラットソール + ターンインなし」の組み合わせ

  • 靴底が平らなので普段履く靴の感覚と近い
  • 靴自体も真っ直ぐなので痛みを感じづらい
  • 初心者の頃に多い垂壁やスラブなどが登りやすい

普段履いている靴と同じ形をしたシューズなので、違和感や痛みが少ないです。

正直エントリーシューズでも確実に足は痛くなります、クライミングシューズというものに足が適応出来ていないので・・

そして上級者向けシューズは窮屈さや痛みをより強く感じる事になります、痛みでクライミングどころじゃないというのが一番勿体無いですよね。

最初は安いエントリーシューズを購入し足自体をクライミングシューズに適応させ、二足目以降でハイエンドモデルのシューズを買うことをオススメします。

3. 月パスと合わせると初期投資3万越え・・高くない?

おそらくここまで読んで頂いた方は

✔︎「クライミングを趣味にしよう」
✔︎「本気でクライミングを始めるぞ!」

という方だと思います、じゃなきゃシューズ買おうと思わないですよね。

クライミングを定期的にやるとなるとおそらく家や通勤ルートにあるボルダリングジムなどの月パスを購入するかと思います、ホームジムを作らず色んなジムに通う選択肢もアリですが。

いずれにしてもそれなりの固定費用が必要になりますよね

  • 月パス:約10,000円〜12,000円/月
  • 単発週2回:約15,000円/月(1,800円/回として)

これに高いシューズを合わせると初期投資が3万円を越えてきます

シューズは消耗品で、週2回登ると半年に一回くらいはリソール(ゴムの張り替え)もしくはシューズの買替えが発生します。でなければソールが無くなって登りに影響が出てくるので・・

  • エントリーモデルは14,000円〜
  • ハイエンドモデルは22,000円〜

※最近は円安の影響もあり全体的に値段が高騰気味 4,000円くらい

先述した様に成長速度にそこまで関係なく、足がクライミングシューズに慣れていない時期にわざわざ高いシューズを買わなくて良いんじゃないかな?と思います。

クライミングに慣れてきてシューズをアップグレードした時の「シューズの性能の意味を理解する」感覚も楽しんでほしいと思います。

4. クライミングが趣味として続くか分からない

退屈・飽きた

最後にクライミング自体が続かないパターン。

フィットネスジムほどではないですがクライミングも止めてしまう人は結構いるんです。

理由はいくつかあって

  • 仕事などで時間が取れなくなった
  • 一緒に始めた人が止めてしまった
  • 怪我で登れなくなり止めてしまう

色んな理由で買ったシューズが無駄になってしまう事は多いです。

安いシューズで週2回くらい通ってみて「やっぱりクライミング面白いな続けよう!」となってから高いシューズを買った方が良いんじゃないかと思います。

まとめ |一足目はエントリーシューズで楽しんでみては!

いかがでしたでしょうか?

おさらい
  1. シューズ性能と始めたての成長速度は関係ない
  2. 初心者はシューズ性能の違いが分からない
  3. 月パスと合わせると初期投資3万越え・・高くない?
  4. クライミングが趣味として続くか分からない

最初から高いシューズを買う必要がある人はほとんどいない事がお分かり頂けたと思います。

消耗品でそれなりに値が張る買い物です、まずはエントリーシューズで

  • 基本的な動きや足の使い方
  • つま先でホールドを踏む感覚

など理解しつつ登り込み、半年くらいして慣れてきたら良いシューズを買ってみましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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