2025/5/5。
GW遠征最終日は恵那ボルダーへ。
お目当ては「イルガ」、グレードは三段で小山田先生初登のテクニカル系ルーフ課題。
4月に着手し早々に全パートバラせたのだが、繋げてくると終盤の左手飛ばしがとんと止められず8時間ほどその一手で落とされ続けてめっちゃメンタルをやられた。
記憶の新しいうちに再度訪れたのだが、暑い日だったためか晴れているのにスタートホールドがビチャビチャに濡れておりトライすらさせてもらえず・・結局その日は左手飛ばしの練習をやりまくった。

というわけで春シーズンの間ずっと心に残っていた課題である。
すき家の朝定食を食べて10時過ぎくらい?イルガ着。
晴れ続きかつ日中も18度と適度に涼しくフリクションバチバチ、バラしの時点で初日とは全く違う印象で持てる持てる!
とりあえず右足スタックのところからバラしてみる。びちゃびちゃの時に発見した右足スタックの位置を下げるっていう微調整が非常に好感触。その後のシークエンスで足が抜けないくらいハマる。
初日は一番溝が奥深いところにスタックさせるつもりでやってたんだけどそれが良くなかったらしい、足が近すぎて左手を飛ばした時に弾かれてたのかな?分からんけどとにかく右足が抜けなくなって良い感じ。
イルカや隣の小岩で初心者に教えてる方達を横目にアップ、そこそこに騒がしくて割と集中はしづらい環境・・と思ってたけどガチトライの時は静かにしてくれる良識あるクライマーさん達だった、好感度高い。
1トライ目 最後の左手飛ばしが上手く届かせられずフォール、しかし前回のように右足スタックが外れて落ちたわけでもないので良い感じ、持ち感も良好でイケる日だと確信。
30分タイマーを設定してレストがてらレッドブル挑戦中の友人の元へ。ランジの一手がクソ悪そう、談笑しつつお試しで二回ほど飛んでみるが、予想より出先も悪いし振られに耐えられる気がしない。。片手間に出来るムーヴじゃなさそうなので潔く撤退。
トグロ挑戦中の友人の元にもハシゴしようかと思ったが山を下る途中で意外と遠いことに気づきUターン笑 レスト中に頭の中で100回くらいイメトレしたので完登のイメージはバッチリ。
2トライ目 少しヨレを感じるが呼吸と気合いで誤魔化しつつ右足スタック、二度と抜けなくていいという気持ちで捻ったところ、恐ろしいほどスタックしたのでこれはイケると確信。
飛ばし前の右手寄せも体を落とさずに出来たし良いところをピンチできたので余裕あり、両足が絶対抜けないように力込めまくって気合いのデッド。

ついにとどいた!!
リップ取りの一手は本当に必死、バラシだと足残ってたのにそんな余裕はなくギリギリのランジというかデッドに、掛かりも浅かったしもし指外れたら飛んでってやばかったかも。

そのおかげというかなんというか、振られがめちゃくちゃカッコいい(自画自賛)。
GW最終日にして憧れのルーフ課題が登れて大満足!前日の水中戦と合わせて小山田氏の三段を連続で登れたのはとても成長を感じられて嬉しかった。
⇒馬瀬 水中戦|Re:水中から始めるナイトクライミング
ちなみに小山田氏のブログでイルガ初登の記事を読んだら意味の分からないホールドを保持する画像が出てきた…どんなムーヴで登ったの…気になる人は是非調べてみてほしい。
イルガ 三段 完
体感 三段
コメント