【Never more 二段+】完登!意識したポイントまとめ|塩原「野立岩」のハイボルダー!

外岩

塩原ボルダー野立岩側面にある「Never more 二段+」を登る事が出来ました!

1年程前に見た時はあまりの高さに触ろうともしなかった課題ですが、今なら行けるんじゃないかと思い足を運んでみると以前より岩が小さく見えました。完登が近づくと今まで見ていた岩が小さく見えるというのは外岩クライマーあるあるでしょうか。

完登するにあたり「意識したポイント」「課題への所見」に関する記事になります。

「Never more」について

塩原の景勝地でもある「野立岩」の側面垂壁を直登するハイボルダー課題で高さは6-7mくらいはあるでしょうか、明らかに二階建の建物より高く迫力が有ります、マット外に落ちた場合少なからず怪我はすると思いますのでトライは慎重に。手が良いので意外とすぐ上までは行けてしまいます。

野立岩 高さ
pamoレギュラー(2.6mなので身長と合わせ4m程)では全く届かない

グレーディングに関して

「二段+」というグレードの中ではホールドがポジティブで取り付きやすい課題かと、隣の「コプリス 2/3段」と比較すると強度が全然違います。その反面「恐怖心」「危険度」が高く、核心部では「勇気の要る一手」が求められます、その辺りに自信のあるクライマーには易し目の面白い課題と感じられると思います。

必要マット数

最低2枚、安心してトライ出来るのは4枚以上だと思います。核心部分まで直上ですし下部で落ちても大した高さではないので、真下にさえ敷ければトライは可能でした。ただ上部落下時の滞空時間は中々のものでメンタルが抉られます。。

完登動画

以下ムーヴや核心部について記載しています。オンサイト狙いの方はご注意下さい

完登にあたり意識したポイント!

  • ヒールフックの掛け方
  • ポッケの持ち方
  • 核心部足上げ先行

明確な核心部は1箇所で「上部右手取り」のみ。小核心として中間部の右手サイドカチ取りが有りますがヒールフックの掛け方が分かればそこまで難しくありません。

全体を通して見ていきます。

中間部ガバまで

ムーヴにもよりますが3手目辺りにくる、サイドガバからの足上げ。ここが地味に消耗するポイントなので省力化したい部分、YouTubeで見ていると

  • ガスっぽく右手で取ってから左手プッシュに変えて足上げ
  • デッドぽく左手で取って足を替えてから足上げ(柔軟性が少し必要かも)

の二通りあるようです、私は左手からの方を選択しましたが得意な方で良いと思います。

Never more 二段+

中間のホールドはレスト出来るくらいにはポジティブ、ここまで如何に力を温存出来るかが大事。

Never more 二段+

ポッケ〜ヒールフックからの右手取り

先に左手でポッケ取りがおすすめ、右手サイドカチを先行するとポッケ取り時のバランスが悪く相当しんどいです。三手目で使ったサイドガバを左足で踏み側対で出ると後の動作も含め楽でした、ポッケは二本なので得意な指で保持(私は中指薬指)。

Never more 二段+

手足キープのまま右足でヒールフックしサイドカチを取りにいきますが恐らくここが小核心、上から踏めそうなホールドが見えるのですが、ヒールが掛かるのはそのホールドの一番手前側のところ、乗る感じでヒールを掛けようとしても出来ませんでした。

Never more 二段+

ヒールは「ちょい掛かってる」程度なので少し怖いですが勇気を出して奥の右手サイドカチを取りに行きます、左手が抜けなければ止まれます。

大核心部

大核心は上部で強いられるデッドポイント。ヒールした辺りを踏んで右手を出している方が多いですが私は足が信じ切れず出来ませんでした。試行錯誤の結果、先行して左足をガバに上げる事で安定した状態で右手を出せました、多少柔軟性が必要かもしれません。

左足上げ先行の場合、右足をヒールしたところより少し手前の面に寄せて踏み、左手ポッケを右サイドから引く形に持ち直します。一瞬引っ張られますがサイド引きの方が体が上げやすいです。

Never more 二段+

左足を上げたら・・ぐいっと腰の動きで左足に乗り込みます、上手くきまるとポッケと下半身のみで体重の殆どをカバー出来る状態になります。

最後に壁に対して前後の動きを作りほんの少しデッドポイントを行い右手出し、狙い先には穴があるのでそこに親指を当てにいき、同時に上から他の指で握りこむ様に持つと良いです。とにかく恐怖核心なので勇気を出してしっかり前後の動きを作るのが大事でした。

Never more 二段+

止まった後はリップがガバなので落ち着いていけば確実に登れます。

Never more 二段+

まとめ

以上、「Never more」の完登記事でした!

この課題を通して「勇気の要る一手」に対する自信が得られたと感じます。外岩で強くなる要素ってフィジカルやテクニックだけでなく「メンタル」の影響が大きいと最近よく思います、リスクと現状の力量を見定めギリギリのトライ中に最後の一手を出せるというのはとても重要な力だなと。

塩原を代表するハイボルダーであり、背景に川や紅葉が移りこみ動画映えもする良課題でした!本記事が課題を気になった方やトライ中の方のお役に立てていれば幸いです。ガンバ!

塩原ボルダーのトポはこちらの書籍になります。

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