宇那ルーフ 五月姫・将門・桔梗|アプローチ最強な美しいルーフだった

外岩

2025年4月22日(火)

有給を取ってずっと気になっていたエリアへ。

埼玉県神川町にある宇那ルーフはぐんま太郎氏によって開拓され、その後和久旭氏らによっていくつかの課題が追加されたエリアだ。

詳細はぐんま太郎氏のYouTubeにトポが公開されているので参照推奨⇨ぐんま太郎氏YouTube

今のところ公開されている岩は一つだが、その一つに多くの課題が引かれている。

最近仕事が忙しかったのと岩場でも敗退続きでメンタルが弱っていたので混まなくて色々楽しめそうなここに決めた。

埼玉民としては下道2時間ほどの距離とあってとても行きやすい。が、神川町は知らなかった…(ほぼ群馬だしね)

岩場が近づくと周囲には石材屋さんがチラホラ。石が多い地域なのかなーなんて思いつつスカスカの道路をかっ飛ばす、さいこー!

そして駐車場に着くと同時にもう岩が見える笑

アプローチ1分と聞いていたが40秒くらいである。最高かよ、、

カッッケェ!!!

アプローチが近い時限定のキャンプチェアも設置、貸切だしさいこー。気温は18℃ほど、半袖ゆったりクライミングだ。

気温高いので結露を心配していたが杞憂だった、地面はちと濡れてるが岩はめっちゃ乾いてる。

岩質は〜なんだろう(あんま詳しくない)ちょっと芦ヶ久保の岩に似てる気がする。

ストレッチしてさっそく初段からスタート。

・・・

思いの外悪い、、笑

トー掛けないとルーフ出口のカチを取れないのに、カチ取ってからトー外すと振られて外に吐き出されてしまう。むずぅ

6トライくらいでケツの位置とカチへの力加減を理解し上手くトーを切れたのでそのまま完登。面白い!!

続いて将門二段。個人的にはこっちの方がムーヴが分かりやすくやりやすかった、勿論強度は高いんだけど力でゴリ押せる感じ。

将門も終わったので本命の五月姫 三段へ、時間はまだ12時半と充分残っている。

思いのほか桔梗で吸われてしまったので昼飯。ファミマの白生クロワッサン、チョコ多めで味は美味い、もちもちではなかったな。でも満足。

休憩がてら周辺散策するとおっふな看板登場。ソロでクマは怖すぎるので早めに登って帰ろうと決意。

・・・

本命の五月姫は中盤の振られと足先行ムーヴがカッコよく、ルーフの一番尖った箇所に抜けられるイカした課題。

足技を生業にする私に取ってはぜひワンデイしたい課題でもある。

いざやってみると一つ一つの強度は高くなく割とすんなりバラせたが、振られの勢いが強すぎて体力を持って行かれてしまい繋がらない。

少しでも腰が落ちていると…

すんごい勢いで吹き飛ばされる笑

テクニカル箇所の両手マッチも少しでも引きが弱いと…

マッチする前に両足が効かなくなって落ちる笑

これはパワー&テクニカル課題だと判断、打ちすぎないようにしっかりバラす。

振られの耐えは左手の持ち位置をコンプレッションが効く向きに変更。マッチ箇所は自分の右腕と右膝でニーバーするというなんとも自分らしいムーヴが完成した。

・・・

30分レストのちトライ。

まさかの最後の左足トーが上がり切らず落ちる体たらく…バラしだと百発百中だったのになー

35分しっかり眠ってもう1トライ。

そしたらば…

登れた〜〜〜!!!!

マントルもじみぃ〜にイヤだったがなんとか返し切れた。うれしー!!

なかなか見ない足先行ムーヴと一番カッコいいルートを抜ける、とても満足感の高い一本だった!!

・・・

初めてのエリアだったがとにかくアプローチが楽なのと課題数が豊富で一日楽しむことができた。

川から抜ける爽やかな風の中一人でムーヴを模索する時間はなんだか久しぶりで岩登り本来の楽しさを再認識できた気がする。

久々の成果、久々の三段で充実した有給を過ごせました。いい岩を開拓・初登してくださった皆様に感謝!!

[登った課題]

  • 桔梗 初段
  • 将門 二段
  • 五月姫 三段

三段+が二本残っているので来シーズンあたり通いたいな。

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