2025/5/2~5/5のGW遠征はちょうど一年ぶりの馬瀬からスタート。
お目当ては去年登った「空中戦」のlowスタートとなる「水中戦」、グレードは3/4段、空中戦の延長として小山田先生が初登したキングラインだ。
2日の天気が朝6時頃から大雨だったので、1日の仕事終わりに馬瀬に移動し夜中の一時からナイト・・もといモーニングクライミングを開始。
アプローチ、めちゃくちゃ暗くて本能的な恐怖を感じる、怖い笑

まともにナイトするのが初めてなのであまり分かってないのだけれど、多分ナイトってもう少し早い時間にやるものな気がした。山から「今は人の時間ではない」って言われてる気がした笑
1~3時くらいまで友人のアミダクジを見物しつつアップ。去年そこそこ掛かったアミダクジは数トライで完登でき成長を実感。寒くないしフリクションもバチクソに良い。

3時過ぎから水中戦に着手。
まずは空中戦を再登。去年日中に登ったからか自分が強くなったのか若しくは両方か、初手から余裕を持てるようになりめっちゃ簡単に登れた。
水中戦は初手がヤバそうな気配を感じていたが力の入れ方が分かればそんなに強度を感じずに浮けるようになった、これは腕で引いちゃうとダメなやつ。
核心は初手を取ってからのクロス右手取り。
単純に強度が高く、ツルツルの足移動のストレス相まって相当に難しい。
小一時間ほどこねくり回した結果、初手を本気保持しフィジカルゴリ押しがハマればいけることだけが分かりどうにかバラシ完了。
しばらくレストしてから通しでトライしてみるも核心の寄せが全く出来ない。下から来ると重心が落ちてるのと手の向きが違うのと、カチっぽく持てないので全然引き付けが効かない。むずぅ・・
4時半頃に予想より早い雨が降ってきたのでマシンガントライして体にムーヴを馴染ませ初日は終了。バラシまでが早かっただけに悔しい。
2025/5/4
2~3日は一旦四国まで行き親友の「追憶」を応援へ、そして見事な完登を見せてもらった。色々な意味で苦しい時間だったと思うけど、全てを飲み込んだ上でそれらに打ち勝った感動的な登りだった。
ゆえに3日の夜はなかなかに深酒してしまった、本日の朝は少々二日酔い笑
3時に四国を出発し13時に馬瀬に到着、我らごとながらとんでもねぇスケジュールだ。
駐車場に到着すると知り合いと遭遇、クライマーの行動範囲って広いようで狭い笑
・・・
早速水中戦をお触り、バチバチに太陽光が直撃しており流石にバッドコンディション、空中戦のランジで左手が抜ける抜ける。早々に見切りをつけて夕方を待つことに。
大阪から来たという一行に空中戦のムーヴを授けて時折バラシをしながらセッション、気さくで楽しそうに岩を登る良いメンズだった。
バラシの調子は悪くやはり核心の精度が低すぎて半ば諦めモードになっていると大阪一行の一人がスペシャルなムーヴを教えてくれた、スローパーに右手先行で侵入するムーヴだ。
行き詰まっていたのもありすぐに試す。
…めちゃめちゃ、良い!!
ヒールやトーを多用するのでテクニカル度合いが高くなるがフィジカルの足りない自分にとって間違いなく最適解、ムーヴは固まった。ありがとう大阪のイケメンクライマー達。
・・・
日が落ちてからパート練をし、大レスト後に気合の通しトライ。登れた!!!小山田先生の三/四段はカランバ以来か、見た目も名前も最高にグッドな課題でめちゃくちゃ嬉しかった!三つ星課題!!
水中戦 三/四段 完
体感 三段+
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